子供の部屋を将来仕切る!メリットとデメリット
こんにちは☆
住宅事業部の小林です!
今どきの注文住宅において、“子ども部屋を必要とする時期まで壁で仕切りらない”という考え方があります。
小学校の高学年~中学生になるまでの約10年間は、2部屋分を仕切らずに明るく広い部屋として使うという選択肢を選ぶ方が増えています。
なぜ子供部屋を仕切らないのか?
そのメリットとデメリットを簡潔にまとめると、以下のようなことが挙げられます。
▼目次
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・子供部屋を将来仕切るメリット
・子供部屋を将来仕切るデメリット
・まとめ
子供部屋を将来仕切るメリット」
メリット①子どもの成長に合わせて間取りを変えられる
子供部屋の間仕切りを後からつくる1つ目のメリットは、「子どもの成長に合わせた間取りを変更できる」ことです。
子どもの成長スピードは想像以上で、昨日できなかったことが次の日にはできるようになるものです。
そして子どもは成長するにつれて、親離れを意識するようになり、徐々に自分の部屋で行うことが増えていきます。
たとえば、子どもが寝る場所は小学生から中学生にかけて大きく変化し、中学生になると半数以上が1人で寝たいと思うようになります。
つまり、子供部屋は子どものものすごい成長スピードに合わせて、役割を変えていく必要があるのです。
もちろん最初から完璧なものである必要はなく、子どものライフステージに合わせて適切な広さの間取りを与えて上げることが大切です。
間仕切りを後からつくることで、必要に応じて子供部屋の広さを変えることができて、子どもにとって心理的に安心できる子供部屋を与えてあげられるのです。
メリット②子どもが家のなかで走り回れる場所ができる
子供の間仕切りを後からつくる2つ目のメリットは、「家のなかで走り回れる部屋ができる」ことです。
たとえば賃貸暮らしで「走り回らないで!」と叱っていませんか?
特に木造や鉄骨のアパートに住まいの方は、生活音で近所に迷惑をかけていないか心配になりますよね。
そして新築を建てることで、近所トラブルから開放されて、子どもを叱らなくていい生活にしたいですよね。
そのためには、子どもが走り回っても大丈夫な広い部屋を用意してあげる必要があります。
もちろん走り回れるくらい広いリビングがあれば問題ありません。
しかし、リビングはキッチンなど危険なものがある場所が近いので、目が離せなくなる可能性もあります。
なので安全に走り回れる子供部屋を用意してあげるのがベストです。
子供部屋を将来仕切るデメリット
子供部屋を後から仕切ることは、メリットばかりではありません。
特に費用面だけを考えると、新築工事で最初から間仕切りをつくる方が安く仕上げることができます。
またリフォームをする場合、数日間は業者が家のなかで工事することになるので、心理的なストレスもあります。
そこで、子供部屋の間仕切り壁を後からつくるデメリットについて詳しく解説します。
デメリット①住宅ローンに組み込めず将来的に現金出費がある
子供部屋を後から仕切る1つ目のデメリットは、「住宅ローンに組み込めない」ことです。
新築の戸建てを建てるなら、家づくりにかかる費用をまるっと住宅ローンに組み込んでしまいたいと思う方が多いのではないでしょうか?
「住宅ローンにすべて組み込みたい」と考えるのは、とても懸命な判断です。
というのも住宅は後から間取りや設備を変更するほど費用がかかるからです。
工事内容次第では、新築工事で10万円もかからない工事が、リフォームだと100万以上かかるケースもあります。
子供部屋の間仕切り壁も、新築工事でつくる方が安くできることが多いでしょう。
特にリフォームは住宅ローンに組み込めず現金出費になるので、子育て中の家計にはすこし手痛い出費になります。
デメリット②リフォーム業者を数日間は家の中に入れる必要がある
子供部屋の間仕切り壁を後からつくる場合は、数日間はリフォーム業者が家のなかで工事することになります。
基本的に作業する部屋以外に立ち入ることはありませんが、それでもリフォーム工事中は心理的に落ち着かないでしょう。
またリフォーム前に部屋を片付けたり、工事中の業者に差し入れをしたりといろいろと気を使うこともあるでしょう。
なので、子供部屋の間仕切り壁を後からつける場合、金銭面だけでなく心理的な負担があることを理解しておきましょう。
まとめ
子ども部屋を将来仕切るか、最初から仕切ってしまうか、という難しい難問について考えてみましたが、少しでもお役に立つ情報がありましたでしょうか?
- 費用をどうするか?
- どのように部屋を活用していくか?
子ども部屋の仕切り方には様々な設計方法があります。
多くの図面を参考にして、家族にとって最も適したプランが見つけてみて下さい。
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