根強い人気!?平屋のメリット・デメリット
こんにちは♪
ニッポー 住宅事業部の近田博高です( ´ ▽ ` )
マイホームや注文住宅の選択肢として、2階建て・3階建ての他に平屋を候補に挙げている方、多いのではないでしょうか?
ニッポー でも現在、平屋の注文住宅を施工している最中です。
今回は、平屋のメリット・デメリットをご紹介します♪
「最近、平屋建てが人気って聞くけれど 人気ポイントってどこ?」
また、「2階建てとの違いも知りたい!」という方、ぜひご参考ください♪
▼目次
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・平屋のメリット
・平屋のデメリット
・二階建てと平屋を比較する際のポイント
・平屋を建てるのに向いているタイプはどんな人?
・まとめ
平屋のメリット
メリット①バリアフリーで長く住める
平屋の1番のメリットと言えばやはり、階段・段差の少ないバリアフリーなつくり。
2階建てのような縦に長い住まいは、コンパクトな土地でも居住空間を広げることが出来る反面、「階段」がつきもの。
小さなお子さんがいるご家族にとって 階段による転倒や転落といった「家庭内のアクシデント」は、万が一のリスクとして考えなければなりません。
さらに、働き盛りはともかく 時を経てシニア世代・オールド世代になった際、果たして2階への階段の上り下りが安全・確実に行えるでしょうか……?
2階建てに比べ平屋建ては、階段の上り下りから解放されるため 今からでも年齢を重ねても、安心して暮らせる住まいだと断言できます!
メリット②家事動線の効率化
毎日のことですから、性別や年代を問わず 家事は楽に済ませたいもの。
平屋は、部屋どうしがワンフロアにまとまっているため 家事動線の効率化が期待できます!
2階建てに暮らした場合を、想像してみてください。
洗濯機が1階にあるつくりだと、2階にある寝室のシーツを洗い替えするだけで、階段を2往復っ……!
2階の部屋に掃除機をかける際も、階段を上り さらには掃除機がけしながら階段を下りる日々っ……!
その点平屋は、寝室にリビング、キッチン・お風呂場/トイレと 生活の全てがワンフロアにまとまるので、平面の移動だけでOKなんです♪
間取り次第で、買い出しした食料品を駐車場や玄関からそのままキッチンへ運び入れる買い出し動線や、お風呂場からランドリールームまで 流れるような洗濯動線を実現することも!
メリット③地震に強い
国土交通省による「住宅に関する国民の意識調査(2018年)」によると、4割以上が「現在の住まいの耐震性に不満」との意見が!
建物は高さがあればあるほど揺れやすく、あの忘れもしない東日本大震災では高層ビルが何度も大きく、そして長く揺れました。
また 記憶に新しい2016年の熊本地震では、木造2階建ての住まいが2階の重みに耐えられず倒壊したりなど、地震の時 高さのある家は揺れの影響を大きく受ける可能性があります。
かたや平屋は、高さも控えめで上のフロアも無いため、地震が起きても揺れにくく2階建てと比較すると倒壊などの恐れも少なく!
地震大国の日本において、平屋建ては安心かつ安全に暮らせる住まいだと明言できます。
メリット④メンテナンス費削減
新築で建てた住まいも、10年15年と時が経つにつれ、内側はもちろん外側にも年季が入ってくるもの……。
立地状況にもよりますが 外側の壁は10年~15年で補修・塗装が必要になりますし、台風など雨風の影響を強く受ける地域では、屋根のメンテナンスも欠かせません。
2階建ての場合、外壁・屋根の修繕となると どうしても高い足場が必要になってしまいます。それに伴い、メンテナンス費用も高くなりがち……。
いっぽう平屋は軒が低いため、屋根や外壁のお手入れの際 高い足場はほとんど必要ありません。
したがって、平屋のメンテナンス費用は2階建てのメンテナンス費用より20%~30%ほど減らせることも!
※消耗具合や使用素材・施工方法、経過年数により違いがあります。
平屋のデメリット
デメリット①広い敷地が必要
平屋のデメリットのひとつは、広い敷地が必要になることです。
二階建てと同じ床面積の建物を建てようとする場合、単純計算で二階建ての2倍の敷地が必要になります。
土地の値段が高いエリアでは広い平屋を建てようとした際にはそれだけ多くに費用がかかってしまいます。
また、土地はエリアによって建ぺい率が決まっています。建ぺい率が50%の場合は土地面積の半分までしか建物を建てられません。
コンパクトな家に広い庭を持ちたい場合には建ぺい率が低いエリアでも問題ありませんが、広い床面積を求める場合は、建ぺい率の高いエリアで土地を探すのもいいでしょう。
デメリット②価格が割高
平屋は二階建てと比較し、価格が割高になる傾向にあります。
平屋は建物が土地に接する部分が多く、土地の基礎工事の面積が広くなってしまうためです。他にも二階建てと比較し、屋根が広い分屋根の工事費も多くなってしまいます。
ここで注意したいのは、あくまでも価格を面積で割り戻した際の坪単価が割高になるということです。
つまり二階建てと全く同じ面積の平屋を建てる際には平屋の方が高くなりますが、一般的に平屋の方が面積は小さい傾向にあります。
そのため総費用で比較すると平屋の方が価格は抑えられるとも言えます。
デメリット③日当たりや風通しに注意が必要
平屋は構造上、中心に位置する部屋の日当たりや風通しが悪くなってしまう傾向にあります。
部屋数が多くなると、外に接する部屋と、外に接しない内側の部屋ができてしまうためです。
天窓を設置するなどの対策も考えられますが、設計段階で家の形をL字型やコの字型にするなど、工夫することで全ての部屋を外に接する形にできます。
L字型やコの字型の場合は中庭を作れるため、ペットの遊び場やガーデニングスペースとして活用できるでしょう。
デメリット④プライバシー、防犯面で不安
平屋は全ての部屋が地面に近く災害時などでも安心である反面、プライバシーや防犯面で不安があります。
二階の部屋であれば、通行人から直接部屋を見られるようなことはありませんが、平屋の場合、立地によっては通行人の目が気になることもあるでしょう。
また「夜間や留守中に人に侵入されるのではないか」と不安に感じるかもしれません。
しかし平屋のプライバシーや防犯面の不安は、対策をすることで解消できます。
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通行人の目線の高さに塀や植木を設置する
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設計時に庭や大きな開口部が道路に面しないようにする
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家の周りや出入り口となる部分に踏むと音が鳴る砂利をまく
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防犯カメラを設置する
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センサーライトを設置する
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窓の内側にサッシや外から開けると音が鳴るブザーを設置する
十分な対策をとることで、平屋であっても安心して生活できるでしょう。
デメリット④水害時に不安
日本では毎年といっていい程、洪水などの水害が発生します。
二階建ての家であれば二階に避難できますが、平屋では小屋裏がない限り避難できる場所がありません。最悪の場合室内全てが水浸しになってしまうこともあるでしょう。
災害を止めることはできませんが、平屋を建てる際には必ずそのエリアのハザードマップを確認しましょう。
現在は不動産の購入時の重要事項説明でハザードマップの説明が義務化されていますが、契約時ではなく検討段階から確認しておくべきです。
少しでも水害の不安がある場合は、別エリアでの購入を検討しましょう。
二階建てと平屋を比較する際のポイント
二階建てと平屋は下記のポイントから比較しましょう。
二階建てと平屋で同じ面積の建物を建てる場合には、平屋の費用のほうが多くかかってしまいます。
住宅購入に充てられる予算は人それぞれです。
エリアによって土地の価格も大きく異なるため、予算の範囲内でどちらがより充実した生活を送れるかを考えましょう。
家族構成も重要なポイントです。
平屋は家族同士で顔を合わせる機会が多くコミュニケーションを取りやすい一方、二階建ては家族のコミュニケーションが取りにくい傾向があります。
しかし二世帯で住む際には二階建てであれば一階と二階に分かれ、それぞれのプライバシーを尊重した生活が可能です。家族構成に合わせてどちらの方にメリットがあるかを考えてみましょう。
また、生活動線については、平屋のほうがコンパクトにまとめることができるため、使い勝手がよく、生活がしやすいです。さらに階段がないため、年齢を重ねてからも過ごしやすい環境といえるでしょう。
平屋を建てるのに向いているタイプはどんな人?
平屋暮らしがおすすめのタイプは、下記の通りです。
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家族とのコミュニケーションを重視したい
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夫婦のみ、もしくは一人暮らしでコンパクトな一軒家に住みたい
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老後に向けた住み替えがしたい
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バリアフリー対応の家に住みたい
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開放感がある環境で暮らしたい
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昔の和を感じる家に住みたい
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郊外や田舎で暮らしたい
平屋はバリアフリーやコンパクトさなど、二階建てにはないメリットがあります。
平屋を建てる環境を重視することで自然と触れ合えたり、開放感があったりと理想の生活を実現できるでしょう。
長く生活することを踏まえたうえで、自分が大切にしたいことを考えてみましょう。
まとめ
平屋のメリット・デメリットや人気の理由、平屋を建てる際に考慮すべきポイントについて解説しました。
平屋には多くのメリットがあり、特に家族とのコミュニケーションや自然との触れあいを重視したい方におすすめです。
自分の理想の生活は平屋であれば実現できるという方は、ぜひニッポー にご相談ください♪
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