廊下のない家 メリットとデメリット
こんにちは!ニッポー の小林です!
9月も中旬にはいり、肌寒くなってきましたね。
廊下は住宅の中の部屋と部屋を結ぶ役割を果たしています。しかし、最近は住宅内のスペースを無駄なく活用しようと、廊下をなるべく少なく、もしくは廊下がほとんどない家を建てる人も増えています。では、廊下がない間取りのメリットとデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか? 今回は、廊下のない家を建てる場合、どのような間取りにすればよいのか、押さえるべきポイントや注意点などをまとめてみました。
▼目次
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・廊下のない家とは?
・廊下のない家のメリット
・廊下のない家のデメリット
・まとめ
廊下のない間取りとは?
『部屋を広くするために廊下を作らない』という考え方。
廊下を通ることはないので部屋と部屋との動線が短くなります。
リビング階段を取り入れることで、階段ホールや廊下などのスペースを取る必要がありません。
また、骨組みだけの「スケルトン階段」にすると、リビング内に階段があっても圧迫感のない印象になります。
2階に上がるときは必ずリビングを通ることになるので、家族のコミュニケーションも自然と増えることが期待されます。
廊下のない家のメリットとは?
①部屋としてのスペースが増える
とにかくお部屋を広く使いたい方、家族でくつろぐ場所を広く取りたい方にオススメです。
お部屋が広すぎると感じる場合は、後からパーティションでスペースを区切るなど自分なりのアレンジができます。
②移動が楽になる
部屋と部屋をダイレクトに行き来できるので、動線を短くすることができます。
キッチンで洗い物をしながら洗濯を回したり、お風呂を掃除したりと、「ながら作業」が楽になります。
③廊下分のコストが削減できる
廊下をなくすことで、廊下分の建築コストを削減することができます。
しかし、多くの場合は廊下をそのまま削るのではなく、そのスペースを生活空間として別の使い方にしていくと思います。
その浮いた費用で別のこだわりたい場所に費用を回すことができます。
廊下のない家のデメリット
①冷暖房効率が下がる
お部屋が広くなればなるほど冷暖房機器のサイズも大きくなりますので、その分電気代が上がる傾向があります。
電気代の見直しの検討が必要になるかもしれません。
②音やにおい、湿気が気になる
トイレの場所によっては音やにおいの問題がありますので、できる限り「くつろぎスペース」から離して計画する必要があります。
間取りを考えるときにこのような制限が生まれる可能性があります。
リビングからトイレが丸見えというのはちょっと嫌ですよね…
③動線が交錯する場合がある
玄関とリビングの距離が短いと、誰かがリビングから出入りする度に外からリビング内が丸見えになってしまうなんてことも。
パーテーションなどで目隠しをしたり、くつろぎスペースと玄関との距離や位置を考えなくてはなりません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
廊下のない家は、スペースを有効活用できる、移動を短縮できるといったメリットがある一方で、間取りに制限が生まれることやゆとりが感じられないというデメリットがあります。
廊下のない家を建てることを検討するなら、そうした特徴を把握したうえで、後悔がないように慎重に検討しましょう。
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